山十・伊東文具店さんは、陸前高田唯一の本屋として、市民に愛されている。現在お勤めの店員さんも、自身が高校生の時からずっと伊東文具店で書籍などを買っていたという。現在、アバッセに店舗を出している伊東文具店さんでは、書籍やCD、文具のほか、陸前高田にまつわるオリジナルのグッズなどを購入することができる。中でも、一本松のボールペンは一番の売れ筋だそうだ。
アバッセに出店してからは、客層にも変化が出てきている。以前の仮設までは年配の利用者が多かったが、最近では高校生が増えてきているという。そのほかにも、震災以前まで利用していたお客さんが戻ってきたり、同じく出店している店の方との交流や、図書館とのコラボイベントの企画を行うなど、新たなコミュニティが、アバッセを中心に出来始めているようだ。
このページはふるさといわて創造協議会が県内の学生とともに実施した「アバッセたかた専門店街&図書館紹介 プロジェクト」の成果を使わせていただいております。
インタビュアー:岩手大学修士一年(A.M)
インタビュー実施日:2017/11/25
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